永代供養のデメリット7選|後悔しないために知るべき注意点

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【当記事の情報源について】 本記事は、厚生労働省が所管する「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法/昭和23年法律第48号)」の条文、各自治体が公開する改葬許可手続きの案内、および複数の霊園・納骨堂が公式サイト上で公表している価格情報を参照し、当サイト編集部が2026年3月時点で整理・執筆したものです。特定の専門家による監修は受けておらず、個別の法的判断・宗教的判断が必要な場合は、行政書士・弁護士・菩提寺への相談を推奨します。


永代供養を検討する方が増えていますが、見落とされがちなデメリットが少なくとも7つあります。中でも深刻なのは、合祀後に遺骨を二度と取り出せなくなる点、親族間で感情的な対立に発展する点、そして「お参りの実感が薄い」と後悔するケースです。費用は種類によって目安として5万〜200万円程度まで幅があり、追加費用の落とし穴も存在します。この記事では、デメリットを類型別に分解し、2026年時点の制度変化も踏まえて、後悔しないための判断材料をお伝えします。


永代供養とは?2026年時点の仕組み・種類・市場動向を正しく理解する

永代供養の基本的な仕組み

永代供養とは、寺院や霊園が遺族に代わって長期間にわたりご遺骨の管理・供養を行う埋葬方法です。「永代」とは「永久」を意味するものではなく、一定期間(13年・33年・50年など)個別安置した後、合祀(ごうし=他のご遺骨と一緒にまとめる)に移行する形態が主流です。

従来のお墓との最大の違いは、後継者がいなくても供養が途絶えない点にあります。少子化・核家族化の進行に加え、遠方に住む子世代が墓守の負担を引き継ぎにくいという事情から、永代供養への関心は年々高まっています。

永代供養の主な種類と費用目安

永代供養と一口に言っても供養の形態は複数あり、費用感もデメリットの出方も大きく異なります。

種類概要費用目安個別安置期間
合祀型(合葬墓)最初から他の遺骨と一緒に埋葬目安として5万〜30万円程度なし(最初から合祀)
個別安置型(納骨堂)一定期間は個別に安置、その後合祀目安として30万〜150万円程度13年〜33年程度
樹木葬型樹木を墓標として自然の中に埋葬目安として20万〜80万円程度施設により異なる
永代供養付き一般墓通常の墓石+永代供養契約目安として80万〜200万円程度契約による

※費用の根拠について: 上記の金額は、当サイト編集部が2026年3月時点で大手霊園検索サービス複数社の公開価格帯および都市部・地方部あわせて20施設以上の公式サイト掲載価格を参照し、概算レンジとして整理したものです。地域・施設・プランにより大きく変動するため、必ず個別に見積もりを取得してください。墓石の費用については「墓石の値段相場」も参考になります。

2026年に知っておくべき3つの市場変化

永代供養を取り巻く環境は、ここ数年で大きく動いています。「2026年最新版」と銘打つ以上、以下の変化は押さえておくべきです。

①改葬件数の増加傾向が継続 厚生労働省「衛生行政報告例」によると、改葬件数は2018年度の約11.6万件から増加傾向にあります。2026年時点でもこの流れは続いているとみられ、永代供養の需要拡大を裏付けています。直近の確定値は厚生労働省の公表データで確認してください。

②改葬手続きのオンライン化が進展 従来は市区町村の窓口に出向く必要があった改葬許可申請について、2026年時点では電子申請に対応する自治体が増えつつあります。マイナポータルとの連携を進めている自治体もあり、遠方からの手続き負担が軽減される方向にあります。ただし、対応状況は自治体により大きく異なるため、必ず事前に窓口へ確認してください

③デジタル供養・オンライン墓参りサービスの台頭 コロナ禍を契機に広がったオンライン法要・リモート墓参りサービスは、2026年時点でも選択肢として定着しつつあります。永代供養と組み合わせることで、「お参りの実感が薄い」というデメリットを部分的に補完できる可能性があります。ただし、こうしたサービスの品質・継続性は事業者により差が大きく、過信は禁物です。

永代供養のデメリット7選|類型別マトリクスで徹底解説【2026年版】

ここからが本記事の核心です。永代供養のデメリットを7つ、どの種類で特に影響が大きいかを明示しながら解説します。

デメリット1〜3:遺骨・供養に関する取り返しのつかないリスク

デメリット①:合祀後は遺骨を取り出せない

これが永代供養で最も深刻なデメリットです。合祀型はもちろん、個別安置型でも契約期間終了後に合祀へ移行した時点で、特定の遺骨を取り出すことは物理的に不可能になります。

「将来、分骨して別の場所に移したい」「改めてお墓を建て直したい」と思っても、合祀されてからでは手遅れです。樹木葬型も、土に直接埋葬する形式では取り出しが困難な場合があります。

他の記事ではあまり触れられていないポイントとして、合祀までの猶予期間を「延長できるかどうか」は施設によって対応が分かれます。延長可能な施設であれば、将来の気持ちの変化に備えるバッファになりますので、契約前に必ず延長の可否と費用を確認してください。

デメリット②:お参りの実感が薄くなる

合祀型や一部の納骨堂では個別の墓石や区画がないため、「ここに親が眠っている」という実感を得にくいという声があります。特にご高齢の親族からは「手を合わせる場所がない」と不満が出やすいポイントです。

2026年時点ではデジタル供養サービスとの組み合わせで補完する方法も出てきていますが、「画面越しのお参りでは気持ちが落ち着かない」という声も根強くあります。施設見学の際に、実際の参拝スペースの雰囲気を体感してから判断することを強くおすすめします。

デメリット③:供養の内容・頻度が施設任せになる

永代供養の読経や法要の頻度は施設により大きく異なります。年に1回の合同法要のみの施設もあれば、毎月供養を行うところもあります。「永代供養」という言葉の印象から手厚い供養を期待していると、実態とのギャップに戸惑うことがあります。契約前に供養の具体的な内容・頻度・参列の可否を必ず書面で確認してください。

デメリット4〜5:費用・契約に関する落とし穴

デメリット④:追加費用が発生するケースがある

「永代供養=初期費用だけで完結」と思われがちですが、施設によっては以下のような追加費用が発生します。

  • 年間管理費(個別安置期間中に毎年発生する場合がある)
  • 銘板・プレートの刻字費用
  • 個別法要を依頼した場合の都度費用
  • 安置期間の延長料金

契約書の細部まで確認せずに申し込むと、トータルコストが当初の想定を大きく超えることがあります。「初期費用」と「総額」は必ず分けて確認してください。

デメリット⑤:「永代」の定義が施設ごとに異なる

「永代供養」に法的な統一定義はありません。33年で合祀に移行する施設もあれば、「施設の経営が続く限り」という曖昧な表現のところもあります。施設が閉鎖・経営破綻した場合の遺骨の取り扱いについて、契約前に書面で確認しておくことが不可欠です。

デメリット6〜7:家族・親族との関係に関する問題

デメリット⑥:親族間トラブルに発展しやすい

永代供養を検討する際に、兄弟姉妹・叔父叔母との意見対立が最大のハードルになることは珍しくありません。「先祖代々の墓を潰すのか」「勝手に決めるな」といった感情的な反発は非常に多いパターンです。具体的な対処法は次のセクションで詳しく解説します。

デメリット⑦:宗派・檀家との関係が悪化する場合がある

既存のお墓が寺院墓地にある場合、永代供養への切り替えは檀家を離れること(離檀)を意味します。離檀に際して「離檀料」を請求されるケースも報告されています。

離檀料は法的な支払い義務があるものではありません。一般的に5万〜20万円程度のお布施として納めるケースが多いとされますが、報道によれば数百万円の高額請求がなされた事例も存在します。高額を請求された場合は安易に応じず、行政書士や弁護士への相談を検討してください。

デメリット×種類別の影響度マトリクス

以下の表は、7つのデメリットが永代供養の種類別にどの程度影響するかを整理したものです。この類型別の整理は他記事ではあまり見かけない視点ですので、施設選びの判断材料にしてください。

デメリット合祀型個別安置型樹木葬型回避・軽減策
①遺骨取り出し不可◎深刻△期間内なら可○形式による個別安置期間が長い+延長可能なプランを選ぶ
②お参りの実感が薄い◎深刻△施設による○比較的良い参拝スペースの充実度を実地で確認
③供養内容が不透明契約前に書面で供養内容・頻度を確認
④追加費用△少ない◎注意○注意初期費用と総額を分けてシミュレーション
⑤「永代」の定義が曖昧◎注意契約書の期間条項・閉鎖時の対応を精読
⑥親族トラブル◎深刻△理解されやすい○理解されやすい事前に家族会議を複数回実施
⑦離檀トラブル○該当時○該当時○該当時段階的な交渉・第三者仲介の活用

(◎=特に影響大、○=影響あり、△=条件次第)


親族間トラブルを防ぐ|合意形成・檀家離脱の実務ノウハウ【2026年版】

永代供養のデメリットの中でも、親族間トラブルは「調べれば分かる情報」ではなく「経験しないと分からない難しさ」があるため、多くの方が苦労します。ここでは、実際に直面しやすいパターンと対処法を解説します。

よくある親族トラブルのパターンと対処法

パターン1:「先祖の墓を勝手に潰すな」と反対される

最も多いのがこのケースです。お墓の管理を実質的に担っていない親族ほど、感情的に反対する傾向があります。

対処のポイント:

  • 「墓じまい=先祖を粗末にすること」ではないことを丁寧に説明する
  • 現在の管理状況(年間管理費・訪問頻度・今後の維持見通し)を数字で示す
  • 永代供養先の候補施設の資料を事前に用意し、「供養は続く」ことを視覚的に伝える
  • 一度の話し合いで結論を急がず、最低2〜3回の家族会議を前提にスケジュールを組む

親族との反対への向き合い方は「墓じまいで親族に反対されたときの対処法」で詳しく解説しています。

パターン2:費用負担を巡って揉める

墓じまい+永代供養にかかる総費用を誰がどの割合で負担するかは、事前に決めておかないと確実にトラブルになります。法律上の定めはないため、兄弟姉妹間で話し合って決める必要があります。費用相場については「墓じまいの費用相場と内訳」をご覧ください。

パターン3:高額な離檀料を請求される

離檀料の交渉は感情的な問題と金銭的な問題が絡み合うため、慎重な進め方が求められます。

檀家離脱の交渉ステップ:

  1. まず住職に「相談」として永代供養を検討していることを伝える
  2. これまでの檀家としての感謝を明確に表現する
  3. 離檀料の提示があった場合、金額の根拠を丁寧に確認する
  4. 数百万円など高額の請求をされた場合は、行政書士や弁護士など第三者の仲介を検討する

合意形成チェックリスト|家族会議の前に準備すべきこと

家族会議に臨む前に以下を整理しておくと、感情的な議論を防ぎ、建設的な話し合いにつながります。

チェック項目準備内容完了
現在の墓の管理状況年間管理費・訪問頻度・今後の維持見通しを数字で整理
永代供養先の候補2〜3施設の資料・見積もりを取得
総費用の見積もり墓じまい費用+永代供養費用+離檀料(発生する場合)の合計
費用分担案兄弟姉妹間の分担比率の叩き台を用意
行政手続きの概要改葬許可申請の流れを把握(改葬の手続き方法参照)
親族への事前連絡主要な親族に「相談したいことがある」と伝達済み
供養の継続を示す資料永代供養先の供養内容・法要スケジュールの書面

墓じまいから永代供養へ|改葬手続き・費用・スケジュール【2026年版】

既存のお墓から永代供養への切り替えには「墓じまい」と「改葬手続き」が必要です。この2つは別々の記事で扱われることが多いですが、実際には一連の流れとして進める必要があります。

墓じまい→永代供養の全体フロー

以下が一般的なステップです。全体のスケジュールは、スムーズに進んで目安として3〜6ヶ月程度、親族との調整が長引く場合は1年以上かかることもあります。

“` 【STEP 1】家族・親族での話し合い(目安:1〜3ヶ月) ↓ 【STEP 2】永代供養先の選定・見積もり取得(目安:1〜2ヶ月) ↓ 【STEP 3】現在の墓地管理者(寺院・霊園)への連絡・離檀交渉 ↓ 【STEP 4】改葬許可申請(市区町村役場) ↓ 【STEP 5】閉眼供養(魂抜き)の実施 ↓ 【STEP 6】墓石の撤去・区画の原状回復 ↓ 【STEP 7】永代供養先への納骨・開眼供養 “`

墓じまいの詳しい手順は「墓じまいの7つのステップ」、全体の流れと期間の目安は「墓じまいの流れと期間」をご覧ください。

改葬許可申請の手続きポイント【2026年のオンライン対応状況】

改葬(遺骨を別の墓地・納骨施設に移すこと)を行うには、墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法・昭和23年法律第48号)に基づき、現在の墓地がある市区町村で改葬許可証を取得する必要があります。

必要書類は自治体により異なりますが、一般的には以下が求められます。

  • 改葬許可申請書(市区町村の窓口またはWebサイトで入手)
  • 現在の墓地管理者からの埋葬証明書
  • 改葬先(永代供養先)の受入証明書

2026年時点では電子申請に対応する自治体も出てきていますが、全国一律ではないため、必ず管轄の市区町村に対応状況を確認してください。手続きの詳細は「改葬の手続き方法」で解説しています。

費用の全体像を把握する

墓じまいから永代供養への切り替えにかかる費用の内訳は以下のとおりです。

費用項目目安金額備考
墓石撤去・区画原状回復目安として10万〜30万円/㎡程度墓の大きさ・立地・石材量による
閉眼供養(魂抜き)のお布施目安として3万〜10万円程度寺院による
離檀料(発生する場合)目安として5万〜20万円程度が多い※※法的義務なし。数百万円の請求事例の報道あり
改葬許可申請無料〜数百円程度自治体による
永代供養の費用目安として5万〜150万円程度種類・施設による
合計目安として20万〜200万円超条件により大きく変動

※費用の根拠について: 上記金額は、当サイト編集部が2026年3月時点で複数の霊園検索サービスの公開データおよび石材店の公表価格を参照し、概算レンジとして整理したものです。実際の費用は個別の条件で大きく異なります。

費用の詳しい内訳は「墓じまいの費用(2026年版)」をご覧ください。自治体によっては墓じまいに対する補助金制度を設けている場合もあります。「墓じまいの補助金制度」も併せてご確認ください。また、墓じまいの進め方全般については「墓じまいのやり方」、業者選びのコツは「墓じまい業者の選び方」で解説しています。


永代供養のメリットと「向いている人・向いていない人」の判断基準【2026年版】

永代供養のメリットを正しく理解する

デメリットを中心に解説してきましたが、永代供養には明確なメリットもあります。デメリットだけを見て過度に不安になるのではなく、自分の家族の状況に照らしてメリットとデメリットの両方を天秤にかけることが大切です。

  • 後継者がいなくても供養が続く:一人っ子や子どものいない方にとって最大の安心材料です(参考:「一人っ子の墓じまい」)
  • 管理の手間が大幅に軽減される:遠方に住んでいて墓参りが難しい方、高齢で墓地への移動が困難になった方に適しています
  • トータルコストを抑えられる可能性がある:一般墓の建立費用(目安として100万〜300万円程度)+毎年の管理費と比較すると、永代供養の方が総額で低くなるケースが多いです
  • 宗派を問わない施設が多い:宗教的な制約が少なく、選択肢が広がります

向いている人・向いていない人チェック

判断項目永代供養が向いている永代供養が向いていない
後継者いない・一人っ子・子どもに負担をかけたくない後継者がいて墓守の意思がある
居住地墓から遠方に住んでいる墓の近くに住んでおり定期的に参拝したい
費用初期費用・維持費を抑えたい費用より「自分たちの墓」にこだわりたい
供養への考え方管理負担の軽減を重視する個別の墓石・区画へのこだわりが強い
親族の意向親族の合意が取れている(取れる見込みがある)親族の反対が根強く合意形成が困難
将来の変更可能性今後遺骨を移す予定がない分骨・改葬の可能性を残しておきたい

永代供養は万能な選択肢ではありません。「後悔しないか」を判断する最大のポイントは、合祀後に遺骨を取り出せなくなることを家族全員が納得しているかどうかです。この一点だけは、契約前に必ず全員で確認してください。

業者に相談する前に、まず永代供養の種類・費用の全体像を把握しておくことで、営業トークに流されず冷静な判断ができます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 永代供養にしたら、もうお墓参りはできなくなりますか?

A. いいえ、多くの永代供養施設には参拝スペースが設けられており、お墓参り自体は可能です。ただし、合祀型の場合は個別の墓石がないため、従来のお墓参りとは感覚が異なることがあります。施設見学の際に参拝環境を実際に確認することをおすすめします。

Q2. 永代供養の「永代」とは本当に永久ですか?

A. 「永代」に法的な統一定義はありません。施設により「33回忌まで」「50年間」「施設が存続する限り」など定義が異なります。契約前に「永代」が具体的に何年を指すのか、期間満了後の取り扱い(合祀への移行条件)、施設閉鎖時の遺骨の対応について、必ず書面で確認してください。

Q3. 合祀された後に「やっぱり遺骨を返してほしい」と思ったらどうなりますか?

A. 合祀後に特定の遺骨を取り出すことは、物理的に不可能です。これは永代供養における最も取り返しのつかないデメリットであり、「迷いがあるうちは合祀型を選ばない」「個別安置期間が長いプランを選ぶ」といった対策が重要です。家族全員がこの点を理解・納得してから契約することを強くおすすめします。

Q4. 永代供養に切り替えるとき、改葬許可は必ず必要ですか?

A. 既存のお墓から遺骨を取り出して別の施設に移す場合は、墓埋法(昭和23年法律第48号)に基づく改葬許可証が必要です。手続きは現在の墓地がある市区町村の窓口で行います。2026年時点では電子申請に対応する自治体も増えつつありますが、対応状況は自治体により異なるため事前確認が必要です。詳しい手順は「改葬の手続き方法」をご覧ください。

Q5. 離檀料を請求されたら支払わなければいけませんか?

A. 離檀料は法律で定められた費用ではなく、法的な支払い義務はありません。長年お世話になった寺院へのお布施として目安5万〜20万円程度を納めるケースが多いとされますが、数百万円の高額請求がなされた事例も報道されています。高額を請求された場合は安易に応じず、行政書士や弁護士への相談を検討してください。

Q6. 永代供養の費用は誰が払うのが一般的ですか?

A. 法律上の定めはありません。一般的には、墓じまいを主導する方(長男・長女など)が中心となり、兄弟姉妹で費用を分担するケースが多いです。トラブルを避けるため、話し合いの段階で費用分担を書面に残すことを強くおすすめします。

Q7. 永代供養の施設が倒産・閉鎖したらどうなりますか?

A. 施設の経営破綻時の対応は契約内容によります。自治体や宗教法人が運営する施設は比較的リスクが低いとされますが、民間企業が運営する施設では閉鎖リスクがゼロではありません。契約前に「施設閉鎖時の遺骨の取り扱いに関する条項」が契約書に明記されているかを必ず確認してください。


まとめ|永代供養で後悔しないための3つの鉄則

永代供養のデメリットを7つ解説してきましたが、最後に「これだけは守ってほしい」3つの鉄則をお伝えします。

鉄則1:合祀後に遺骨を取り出せないことを、家族全員で理解してから契約する 迷いがある場合は、個別安置期間が長いプラン+延長可能な施設を選んでください。

鉄則2:費用は「初期費用」ではなく「総額」で比較する 年間管理費・延長料金・個別法要費用など、追加費用の有無を必ず確認してください。

鉄則3:親族との話し合いは「複数回」を前提にスケジュールを組む 一度で決めようとすると感情的な対立に発展しがちです。数字(現状の維持費用・永代供養の見積もり)を揃えたうえで、2〜3回に分けて話し合いましょう。

永代供養は、正しく理解したうえで選べば、後継者不在の不安を解消し、家族の負担を軽減できる有効な選択肢です。まずは情報を集め、複数の施設を比較し、家族で話し合うことから始めてみてください。

この記事の著者

なお|葬儀会社 Webマーケティング部

葬儀会社のWebマーケティング部門に3年間従事し、年間2,000件以上の葬儀集客を担当。墓じまい・改葬・永代供養・直葬に関する情報を数多く発信してきた経験をもとに、正確で実用的なコンテンツを提供しています。(運営者情報

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